英語留学をする場合に色々と考える必要があると思うのですが、その中でどこの国に留学するのかということと、どのくらい留学すればいいのかということが最も基礎的な問題です。そこでどの国を留学するのかということをいつ頃まで決めて、留学期間はどのくらい適切なのかということを考えたいと思います。

いつまでに留学を決めるといいのか

まず、英語学習をする場合にどのくらい前には決めておくべきかということを考えてみましょう。英語留学ということになると、ものすごく費用がかかりますよね。往復の渡航費だけではなく、学習費用、滞在費用、そして滞在に伴う雑費などがかかります。また、留学する国によっては日本よりも物価が高い場合もあります。イギリスで本場の英語を学びたいということになった場合には、イギリスなどは日本よりもすべての物価が1.5倍近くかかりますので、イギリスにいればいるほど、費用がかさむということになります。もちろん、フィリピンなどは安さを売り物にしている場合もありますが、それでも留学する場合には仕事をしてお金が生まれるわけではなく、やはり滞在すればするほど費用がかかります。このように英語留学は莫大な費用がありますので、資金などの計画などをしっかり決める必要があります。そのため、自分の英語力をマスターする場合にどのレベルまで必要なのかを明確にしておく必要がありますし、そのための情報収集は当然必要です。今はインターネットが普及しているので、しっかり検索をして情報を集めれば、自分にはどういうところで学べばいいのかということがわかります。さらには、留学が決まったら、ビザの取得と言った留学事務もあり、実は留学前というのは大変忙しくなります。そのため、資金的にも事務的にもある程度時間的な余裕を保つ必要があります。実際に準備に余裕があれば、飛行機の渡航をする場合も「早割り」といった格安チケットが入手しやすいですし、留学先の学校が時期によっては留学キャンペーンなども実施しているときもわかります。次に具体的に何時頃留学先を決める準備期間はというと、できれば6ヶ月前からスタートするのが理想的です。6ヶ月なんて長いんじゃないかと思われる人もいますが、今までご案内したように留学前は非常に忙しいですし、日々生活をしていると、留学の準備だけやっているというわけにもいきません。その点早めに動いていれば、そういった問題も余裕を持ってい対応することが出来ます。

理想的な留学期間

次に留学の期間はどのくらいがいいのかということを考えてみましょう。留学期間を大別すると、
・短期(1週間から1カ月)
・中期(1カ月から6カ月)
・長期(6カ月から1年以上)
の3つになります。もちろん、留学をする人の都合によって、この留学期間というのはフレキシブルに決めることも可能です。ただ、せっかく語学留学をするということを決めたわけですから、今までよりも上達しないとせっかく大きなお金を使う意味もなくなってしまいますよね。そのために実際に今までよりも高いランクの英語を習得する場合には、どのくらい期間必要なのかとされていると、10~12週間程度かかると言われています。そのため、現状の英語力の伸びを体感するには、少なくとも3ヵ月、時間的かつ経済的に余裕があるのであれば半年以上がお勧めです。TOEICのスコアの点数をアップさせるための期間についてもう少しお話します。すべての人が対応するということではありませんが、一般的には
・TOEICのスコア100~150アップ→6ヶ月
・TOEICのスコア200~250アップ→9ヶ月
・TOEICのスコア300~350アップ→12ヶ月
とされています。これらの状況から見ると、まずは自分のレベルがどのくらいあり、そのレベルをどこまで引き上げたいのかということを考えていきますと、どのくらいの留学期間がわかるかと思います。